平成26年第6回定例会 平成27年12月10日(水)一般質問

1.央森林公園サイクリングコースでのロードレースの実施について

(1)平成26年4月20日~11月23日の間、15回開催の参加者数は(選手・観客その他)
(2)本市の主催とし、尾道市の仮装大会とのコラボができれば

2.すなみ海浜公園一帯を観光の拠点にしては

(1)(仮称)すなみ海浜公園駅を新設
(2)みはらし温泉とタイアップし足湯を設置
(3)海浜公園のフルシーズン活用策

3.中山間地域の活性化と児童の体験活動プロジェクトについて

(1)11小学校閉校後の活用状況は
(2)日常とは異なる環境での実体験での学び
(3)宿泊体験と地域、住民との交流

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◆徳重政時議員

 新生クラブ2の徳重でございます。

 議長より発言のお許しをいただきましたので、通告のとおり3項目について順次質問をいたします。
 先月10日、瀬戸内三原築城450年事業推進協議会が設立され、初会合が開催されました。

 当協議会は市や県、商工団体、観光協会などの14団体で構成され、観光客数や観光消費額の目標値を検討したほか、今年度中にマスコットキャラクターや専用ロゴを制作し、広報紙を発行することを決定されました。

 平成29年の三原築城450年を契機に、本市への観光客や交流人口の拡大を図るためとのことでありますが、従来どおりのイベントに固執していては拡大は到底図り得ないこととなります。

 もちろん当協議会においても相応の企画が提案されることと思料いたします。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 1項目め、中央森林公園のサイクリングコースでのロードレースの実施についてお伺いいたします。
 御承知のように、県立中央森林公園は1993年に広島空港の開港に伴ってオープンしました。

 三景園とともに国際規格のサイクリングコースやファミリーコースがあり、自然の中でのサイクリングはもとより、ピクニックやハイキングを含めれば年間30万人以上の人出があります。

 そこで、このコースを利用しての奇抜なロードレースの企画を提案いたします。

 ファミリーコース、健脚コースを使用してのサイクルロードレースの開催であります。

 もちろんタイムを競う本気のレースもやりますが、本格的なコスプレ、仮装でのレースと耐久レースもあわせてやってみてはいかがでしょうか。

 参考までに申し上げますと、仮装してのサイクルロードレースとしては、F1でも使用される富士スピードウェイを使って来月10日に第8回目が開催されるスーパーママチャリグランプリが成功例として挙げられます。

 昨年は1チームで10名以下の条件のもとで約1,300チームが参加したとのことであります。

 また、その前哨戦として行われたママチャリグランプリもことしの4月と9月に開催され、大盛況に終わっております。

 全国的にも知名度の高い臨空コース、河内及び本郷インターからのアクセス至便なコースでの大会は、三原市をアピールするには絶好のイベントの一つとして注目されるのではないでしょうか。
 それでは、1点目の本年の4月20日から11月23日の間、中央森林公園のサイクリングコースで15回の大会が開催されておりますが、選手、観客、その他を含む総参加者数をお伺いします。
 次に、2点目の正規のロードレースへのエントリーはいつも満杯状態とのことでありますから、ファミリーコースでのタイムトライアルとコスプレで、ゆっくりと本人も観客も楽しめる趣向のレースは全国で初めての試みでもあります。

 御承知のように、今やコスプレ・仮装大会は尾道市の一大イベントの一つにもなっております。

 ぜひとも先行の尾道市にタイアップをお願いし、コラボレートできれば盛り上がること間違いなしと思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。

○分野達見議長

 亀本観光振興担当参事。
 〔亀本健介観光振興担当参事登壇〕

◎亀本健介観光振興担当参事

 中央森林公園サイクリングコースでのロードレースの実施についてお答えいたします。
 ことし4月20日から11月23日の間に中央森林公園サイクリングコースで開催された15回のロードレースの参加者数は、合計4,850人でございます。

 最多参加人数1,500人、最少は100人、1回当たり平均で323人となっております。
 次に、中央森林公園ファミリーコースを使っての尾道市と連携したコスプレレースの実施についてでございます。
 空港周辺地域は三景園を初めとするさまざまな施設を擁した本市観光施策にとっても重要な拠点の一つであり、中央森林公園サイクリングコースで集客効果のあるイベントが行われることは、同地域の観光地としての認知度を高めることにもつながる有意義なものであると考えております。

 コスプレは観光イベントとしても世界的に人気で、本市においても広島空港ビルディングがイベントとして実施し、多数の参加者を得ているところであり、また尾道市には平成22年以来、同市内で大規模なイベントを開催した実績がございます。

 本市と尾道市は現在、「るるぶFREE三原・尾道」発刊により一体の観光地としての連携を進めているところでございますので、今後コスプレレースを実現するための課題を研究していく中で、尾道市との連携についても協議してまいりたいと考えております。


○分野達見議長

 8番徳重政時議員。


◆徳重政時議員

 1項目めに対して御答弁ありがとうございました。
 中央森林公園サイクリングコースは、15回のロードレースで約4,850人の参加者数が多いか少ないかでありますが、ちなみに富士スピードウェイでのスーパーママチャリグランプリでは1回で1万人以上の選手にプラス観客であります。

 今やコスプレ大会は桁外れの大盛況で、集客力は抜群であります。

 尾道市との連携も当然でありますが、まずは関係部署におかれまして本件に対する協議や研究を重ねていただき、その上に実行委員会等の立ち上げの検討を強く要望いたします。

 よろしくお願いいたします。
 続きまして、2項目め、すなみ海浜公園一帯を観光の拠点にしてはについてお伺いいたします。
 1点目のすなみ海浜公園一帯は、この地域から見えるしまなみの美しい風景を乗客に堪能してもらうためにJR呉線が徐行運転をしております。

 また、頻繁にテレビでも取り上げられているみはらし温泉があります

 さらに、三原市が整備したすなみ海浜公園も隣接しております。

 既にこれだけの条件がそろっている一帯である以上、適切な対応をとれば三原市の海辺の一大観光拠点として売り出すことが可能ではないかと思います。
 そこで、同地域における一大観光拠点となり得る潜在能力が現状ではほとんど発揮されていない理由を考えてみました。

 みはらし温泉や海浜公園を利用された皆様の声を聞いてみますと、アクセスのほとんどが車に限られているに等しいことが課題として浮かび上がりました。

 夏場のすなみ海浜公園の駐車場は、週末のみならず平日でも満車の状態が発生し、満車後に到着された海水浴客の中にはいつまで待てば駐車できるのか、待ってはいられないと他の海水浴場へと向かわれる方や帰ってしまわれる方、中には懲りて再び来られない方もいらっしゃると聞いております。

 そこで、しまなみの美しい風景、みはらし温泉、すなみ海浜公園の3つの観光資源がそろっているすなみ海浜公園一帯が観光拠点として秘めている潜在能力を発揮するためにも、アクセス方法の抜本的な改善が必要と考えます。

 以前、みはらし温泉さんから資金の提供や駐車場の一部を乗降客用の通路として使用してもらっても構わないとの新駅の建設構想がありました。

 新駅設置に至っていないのは、JRと三原市との間での諸条件の検討の結果、利用者数や必要性、新駅設置のスペースやコストが課題になったのではないかと考えられます。

 当時どのような形での新駅設置が検討されたのかはわかりませんが、同じ呉線の安芸長浜駅のように単式1面1線方式の新駅を設置し、既存のみはらし温泉の本棟・駐車場ビルとうまく組み合わせて建設すれば、スペースもコストも抑えることができるのではないかと思います。

 また、駅名をすなみ海浜公園駅、もしくはみはらし温泉駅とすれば、その名前で同地域一帯が観光拠点であることを全国にアピールすることができると思います。

 過去に構想のあった新駅建設に関し、再度御検討の余地はおありでしょうか、お伺いいたします。
 2点目のみはらし温泉さんに御協力をいただき、すなみ海浜公園に無料の足湯をつくり、風光明媚な瀬戸内のしまなみの眺望を満喫しながら足湯に入れる海浜公園として売り出してみてはいかがでしょうか。
 次に、3点目でありますが、多額の税金を投入して整備された海浜公園ですが、実質的な稼働時期が海水浴シーズンだけの約1カ月半だけでは余りにもったいなさ過ぎます。

 近くの須波港では、1年を通して釣りを趣味として楽しんでいる人の姿が多く見受けられます。

 また、すなみ海浜公園駐車場の防波堤もイカ釣りのできる穴場として利用されております。

 そこで、漁協などとの協議も必要でしょうが、すなみ海浜公園の沖合に魚礁を沈め、海水浴シーズン以外を、温泉もあり家族で釣りのできる海釣り公園として広く観光客を呼び込んでみてはいかがでしょうか。

 須波港の沖合へ魚礁を沈めることも一考に値すると思いますが、お伺いいたします。


○分野達見議長

 山口経済部長。
 〔山口秀充経済部長登壇〕


◎山口秀充経済部長

 御質問のすなみ海浜公園一帯を観光の拠点にしてはについてお答えいたします。
 すなみ海浜公園付近におけるJR駅の新設につきましては、平成18年10月に地元町内会、企業からすなみ新駅の設置についての要望書が提出され、平成19年12月には地元関係者に加え、三原商工会議所、三原観光協会、本市などで構成するJR呉線すなみ新駅設置推進準備会を設立し、JR西日本三原地域鉄道部、JR西日本広島支社と新駅設置の方策等についての協議や要望を進め、平成20年3月にJR呉線須波新駅基本構想を作成しております。
 現在も新駅設置の要望は継続をしておりますが、基本構想にも示しておりますように、8両編成の旅客車が停車するための長大なプラットホームや駅舎の建設、駅前広場等の用地取得を含む建設資金が全額地元負担になることや、将来にわたって維持管理や更新の費用を駅利用者からの収入で賄うという事業の採算性が確保できないことなど多くの課題があり、新駅設置への取り組みは進捗していない状況にあります。

 まずは、JR呉線の利用促進に向けた観光の観点からの具体的な取り組みとして、観光列車瀬戸内マリンビューの運行の盛り上げや本年度沿線4市で実施しております瀬戸内ループ鉄道グルメラリーによるJR呉線及び山陽本線の観光周遊などを推進しながら、新駅設置の可能性を探ってまいりたいと考えております。
 次に、足湯の設置及び海釣り公園についてお答えいたします。
 すなみ海浜公園は海洋性レクリエーションや憩いの場を提供することにより、住民の余暇の活用及び健康の増進に寄与するために設置したもので、年間約3万人以上の方が海水浴や散歩、ウオーキング、ジョギング等で活用されています。

 御提案の足湯につきましてはすなみ海浜公園の魅力向上策の一つでありますが、新たな設備投資や設置後の衛生面などを含む維持管理など課題も多いと考えております。
 次に、海釣り公園についてであります。

 すなみ海浜公園付近の現況につきましては、海域が定期航路であることに加え、一般のレジャー船が数多く往来しており、また陸上部の堤防付近は公園利用者が散歩やウオーキング等に利用するコースとなっていることから、海釣り公園として整備するには投げ釣り等に起因する周囲の歩行者や自動車、航行する船舶等への影響も含めた対策を講じる必要があります。

 周辺海域への魚礁の設置については、具体的な設置場所等の検討や協議などの課題もあります。

 市が事業主体となるのであれば設置が可能でありますが、石を積み上げた防波堤付近は大変危険であることから、釣り客の安全対策を講じる必要もあります。

 すなみ海浜公園一帯は、瀬戸内海の多島美が一望できる国立公園筆影山、竜王山に加え、温泉施設みはらし温泉などの観光資源があり、本市における観光集客と地域活性化に重要なエリアであることから、関係機関と連携を図りながら慎重に検討を進めてまいります。


○分野達見議長

 8番徳重政時議員。


◆徳重政時議員

 御答弁ありがとうございました。それでは、2項目めへの再質問をいたします。
 このたび事情によりカキ小屋さんが糸崎から駅前市民広場に移られました。

 今後は場所をすなみ海浜公園に移しての営業は可能でしょうか。

 例えば、カキシーズンの平日の利用促進を図るため、まずはみはらし温泉とカキ小屋などを楽しめる日帰りバスツアーとして旅行代理店に売り込んでみてはいかがでしょうか。

 また、カキを余り口にしない夏場には、食事会場をすなみ海浜公園内にあるレストラン「ゾーナ・フォルトゥナート」に移せば、温泉と季節の食事を楽しめるバスツアーのコースとして1年を通してお客様を呼び込めると考えられる上、ゾーナ・フォルトゥナートの稼働率アップも図られるのではないでしょうか。
 また、一般の利用者向けとして、同じくカキを口にしない夏場を中心とするシーズンには、カキ小屋をバーベキュー小屋として運営することで、屋外で食事を楽しむ場所として職場などの親睦を深めるビアガーデンのように御利用いただけるのではないでしょうか。

 カキ小屋、バーベキュー小屋として1年を通して営業すれば、バスツアー参加者以外でも、例えばカキ小屋に寄られた人がみはらし温泉を利用されることもあれば、逆にみはらし温泉を利用された方がカキ小屋を利用されることもあるでしょう。
 この質問の冒頭で取り上げたしまなみの風景、みはらし温泉、海浜公園の既存の観光資源にカキ小屋、もしくはゾーナ・フォルトゥナートが加わり相乗効果が発揮され、その中心に新駅が設置されれば、広範囲からの集客と大幅な観光客の増加が見込まれると思料いたしますがいかがでしょうか、お伺いいたします。


○分野達見議長

 山口経済部長。
 〔山口秀充経済部長登壇〕


◎山口秀充経済部長

 再質問をいただきましたすなみ海浜公園一帯の集客提案についてお答えをいたします。
 カキ小屋につきましては、事業者が現在地の駅前市民広場に移転する際、すなみ海浜公園も候補地の一つとして検討されましたが、立地条件などの課題があったと聞いております。

 しかしながら、駅前市民広場での営業は暫定的なものであり、再度移転先の選定が必要となってまいります。

 すなみ海浜公園一帯の活性化につきましては、1年を通じた活用が図られることが望ましいと認識をしておりますので、他の類似施設での成功事例なども参考とし、指定管理者である三原観光協会や地元事業者等と連携を図りながら集客力の向上に取り組んでまいりたいと考えております。


○分野達見議長

 8番徳重政時議員。


◆徳重政時議員

 ありがとうございます。同じく2項目めへの再々質問と要望をいたします。
 JR呉線はしまなみの眺望を乗客に楽しんでいただけるようにとの配慮から、この一帯でわざわざ速度を落として運行されております。

 にもかかわらず、国道185号線を運転しておりますと、須波港及びすなみ海浜公園と185号線との間は、すき間なく生け垣で隔てられており、美しいしまなみの風景も車からは全く見ることができません。

 これではせっかくのしまなみの眺望も台なしだ、電車から見るとすばらしい風景が車からは全く見えないと落胆するのは私だけでしょうか。

 別の視点からは、国道から見た生け垣の向こう側に何があるのかわからないために公園の存在がわからないのは言うまでもありませんが、死角ができてしまうことは防犯上も不適切であるとの声もあります。

 市外から来られた方からは、すなみ海浜公園の案内看板はどこにあるのか、すなみ海浜公園に初めて行ったときは、生け垣のせいでどこにあるのかわかりにくく迷ったとの声を聞きます。

 ぜひ景観を損なうことなく防犯面で適切な状態を保つためにも、不必要な樹木の伐採と大きく表示された案内看板の設置を強く要望いたします。


○分野達見議長

 山口経済部長。
 〔山口秀充経済部長登壇〕


◎山口秀充経済部長

 すなみ海浜公園の景観と案内看板設置についてお答えをいたします。
 すなみ海浜公園は海水浴場の休憩場所と国道185号が隣接していることから、海水浴で利用される方のプライバシー保護対策も兼ねて生け垣を設置しており、休憩場所に設置している藤棚とあわせて樹木による調和が図られるような設計となっております。

 生け垣を含む植栽の管理につきましては、引き続き景観との調和を考慮しながら防犯面での安全対策も含め、適切な管理に努めてまいります。
 次に、案内看板の設置については、本市を訪れる観光客の多くが自動車利用であることから、平成26年3月に三原市観光案内看板設置計画を策定しております。

 この計画に基づき、車両系を中心に主要な観光施設へ迷うことなく案内できるように、看板設置が必要な箇所に優先順位をつけ、計画的に整備したいと考えております。

 すなみ海浜公園も市内の主要な観光施設として位置づけており、他の主要観光施設とを結ぶ市内周遊が可能となるような案内看板の整備を進めてまいります。


○分野達見議長

 8番徳重政時議員。


◆徳重政時議員

 3項目めの中山間地域の活性化と児童の体験活動プロジェクトについてお伺いいたします。
 1点目、平成25年3月末をもって11校もの小学校が閉校となり、新たに3校の小学校に統合されました。

 それぞれの小学校は百有余年に及ぶ歴史と地域に根づいた伝統と校風があり、地域の人々のよりどころでもありました。

 しかし、少子化により適正な児童数と良好な教育環境の維持が困難となり、全国的にも中山間地や島嶼部の学校の閉校が顕著となっておりますことは周知のとおりであります。

 そこで、本市の11小学校の閉校後の活用状況と今後の見通しについてお伺いいたします。
 次に、2点目の日常と異なる環境での実体験と学びについてであります。

 このたび、大和町において心ある有志の方々により、小学生を対象に日常生活とは異なる環境で自然と親しみ、地域の人たちとの交流や労働の実体験をし、大和町の住民が民泊、宿泊施設として提供することにより、地域の活性化をも同時に図りたいとの熱い思いで、(仮称)三原市大和町農山村体験推進協議会の設立が図られております。

 本市としては初めての事例でありますが、県内では既に子ども農山漁村交流プロジェクトとして4市3町にて実践されております。

 本プロジェクトに対する御所見をお伺いいたします。
 次に、3点目、宿泊体験と地域、住民との交流についてでありますが、既に大和町農山村生活体験ホームステイを受託されている方が34件あります。

 また、体験施設も数カ所の承諾を得て、今後も法人、個人宛てに協力支援を要請するとのことであります。

 来年の秋には3泊4日で23名と、2泊3日で20名の5年生の児童たちが大和町での体験活動が決まっているとのことであります。

 行政としてもホームステイの受け入れに対する安全・衛生管理等の基準やその他規制に関する指導や支援をなされることと思います。

 また、本事業に対する積極的な支援策をどのようにお考えか、お伺いいたします。


○分野達見議長

 窪田総務企画部長。
 〔窪田弘武総務企画部長登壇〕


◎窪田弘武総務企画部長

 ただいま中山間地域の活性化と児童の体験活動プロジェクトについて3点御質問をいただきました。
 平成25年3月末に閉校いたしました11の小学校につきましては、地域住民の方々にとりましても、ともにまちの歴史を歩み、非常になじみの深い場所であることから、その跡地活用につきましては地域での活用による地域活性化の視点から具体的な活用方策を地域とともに検討しているところでございます。
 閉校後の活用状況につきましては、まず既に活用している施設が4校ございます。

 内訳は、まず小坂小学校につきましては平成25年4月から沼北小学校として活用しております。

 久井南小学校につきましては、本年4月から久井認定こども園として活用しております。

 和木小学校につきましては地域みずからが地域交流センターとして整備することにより地域の活性化を図ることとしており、先般開所したところでございます。

 神田小学校につきましては、本年2月に民間公募を行い、管財課から企業へ貸し付けをしているところでございます。
 次に、活用方針が決まり準備段階の施設が4校ございます。

 内訳は、高坂小学校につきましては高坂町コミュニティホームを移設することとしており、現在改修工事に着手し、来年3月末の完成予定となっております。

 八幡小学校につきましては、地域の総意として八幡町コミュニティホームを移設する方針を決め、現在地域や関係機関と移設に向けての協議を進めております。

 久井小学校につきましては、久井歴史民俗資料館を移設することとしており、現在所蔵資料の調査を実施しております。

 大草小学校につきましては、平成26年2月に売却の公募を行い、民間企業からの応募がありましたので、現在売却に向けて調整をしているところでございます。
 次に、民間活用へ向けて公募準備をしている施設が2校でございます。

 羽和泉小学校及び神田東小学校につきましては、地域の総意として地元活用しない方針が出されましたので、現在教育委員会からの移管の準備をしており、その後民間活用に向けた公募の準備を進める予定でございます。
 まだ活用方針が決まっていない施設は、椹梨小学校の1校で、現在地域での活用について検討しているところでございます。
 次に、日常とは異なる環境での実体験を通した学びについてですが、子どもたちに豊かな人間性や社会性を育むためには、自然や社会に接する学校外での体験活動が大切でございます。

 大和地域における民泊や労働体験を通した学びの場づくりは、体験活動の活発化という教育面の成果が期待できることはもちろんのこと、中山間地域の活性化に寄与できる望ましい取り組みであると受けとめております。
 次に、生活体験ホームステイに対する積極的な支援についてでございますが、体験活動及び民泊を提供する生活体験ホームステイを取り組むに当たりましては、安全の確保が第一であると考えております。

 利用者の安全が確保され、安心して体験活動等に参加していただくためには、民泊の受け入れ家庭や体験活動の受け入れ施設の安全や衛生管理の正しい認識が求められます。

 また、民泊や体験活動の目的や基本的な考え方を関係者全員が共通認識として持つことも重要でございます。

 県が策定いたしました農山漁村生活体験ホームステイ実施に係る取扱指針におきましても、安全衛生に関する講習会等の実施が求められております。

 本市の取り組む支援といたしましては、例えば消防署員による救急救命講習等の人的支援や生活体験ホームステイの実施についてのPR活動などを支援したいと考えております。

 また、県の指導では、この事業を実施するに当たり、外部の専門家による基本理念に関する講習会開催が必要であることから、この活動に賛同する市民を対象に実施する講習会に対する支援などを検討してまいります。


○分野達見議長

 8番徳重政時議員。


◆徳重政時議員

 再度お伺いします。
 子どもの豊かな心を育てる「山・海・島」体験活動“ひろしま全県展開プロジェクト”とはどのような内容でしょうか。

 また、同プロジェクトの支援制度が平成28年度で終了ともお聞きしております。

 今後の見通しや、本市としてその後県にかわる支援策をしっかり御検討くださるよう重ねてお伺いいたします。


○分野達見議長

 清川教育部長。
 〔清川浩三教育部長登壇〕


◎清川浩三教育部長

 再質問をいただきまして、1点目の「山・海・島」体験活動“ひろしま全県展開プロジェクト”実施に係る県の支援制度についてお答えをいたします。
 この事業は、児童の自立心や主体性、コミュニケーション能力などの育成を目的に、主に小学校第5学年を対象とした3泊4日の集団宿泊活動を平成28年度に県内全ての小学校が実施することを目指して県教育委員会が行っている補助金事業でございます。

 平成25年度から全県的に進められておりますが、実施校の児童1人当たりに施設利用の場合は4,000円、民泊利用の場合は1万円が上限として補助される平成28年度までの制度となっております。
 同制度終了後の見通しや本市としての支援策について、教育委員会といたしましては、実施校における児童、保護者アンケート結果からも、実施前よりも子どもたちの思いやりや協調性が高まったと捉えているところでございます。

 このため、県による補助終了後の支援策につきましては、来年度、事業についての検証を詳しく行った上で、より効果的な事業のあり方や市の支援の具体について検討してまいりたいと考えております。


○分野達見議長

 8番徳重政時議員。


◆徳重政時議員

 それぞれの御答弁ありがとうございました。
 このたび(仮称)三原市大和町農山村体験推進協議会を中心とした大和町の心ある方々が、中山間地域の活性化とともに、次世代を担う大切な宝である子どもたちのために児童の体験活動プロジェクトを実施しようと立ち上がられました。

 たとえ数日間とはいえ、小学生時代の非日常的な体験は大人になっても記憶や心に残り続けます。

 子どもたちの心の荒廃が叫ばれて久しい昨今ではありますが、大和町が体験活動プロジェクトによって受け入れた子どもたちの心は触れ合った方々の優しい心できっと潤い続け、さらに次の世代へと時空を超えて受け継がれていくことでありましょう。

 大和町民として初めての体験活動プロジェクトに対し精いっぱいの努力をされていますので、行政にしかできない支援を強く要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 
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